ごあいさつ

「院是」患者中心・前向き・協調・社会性

院長ごあいさつ

院長 窪田博

この度は大富士病院のホームページを訪ねていただきありがとうございます。

どの病院にかかるかの判断はとても迷われると思います。
当院では、はじめて診察を受ける方に対しては、医療相談室のスタッフが対応します。これは、基本となる病気の症状の確認だけではなく、その背景にある生活環境などの把握にも十分な時間をかける必要があると考えるからです。時には医療相談ではなく、人生相談と思えるケースもありますが、本来、人として誰でも持ち合わせている不安感やうつ気分と病気により治療が必要になる不安感やうつ気分の鑑別は、簡単でない場合もあります。

ご自分一人で悩まず、まずは、医療相談室までお電話いただければ幸いです。
すでに他院で治療中だが、なかなかよくならないといった相談もお受けしていますが、薬では、解決しないことまで薬でどうにかしようとし、難しくなっていることがあるかもしれません。
当院では、必要に応じて心理テストも行いながら、ご自身の性格傾向を参考にしたり、また初期の認知症の心配についても認知機能テストをとおして、生活上の問題を視覚化し、評価することも行っています。

最近は、偏見も少なくはなってきているといわれていますが、それでも、精神科の病院受診は、抵抗があると聞きます。クリニックにはクリニックの、病院には病院のメリットがあります。
当院を受診された患者さんに、満足していただけるように今できることを一緒に考え、病気だけではなく、人としての診ることを大切に考え、患者さんだけではなく、その方のご家族の気持ちにも思慮できる医療が提供できるように病院職員一同、研鑽を積んでいきたいと考えています。

院長 窪田博