理事長メッセージ

Message

 医療法人財団新六会 大富士病院の前身は昭和22年に開業した荻野医院です。当時より精神疾患の治療、社会復帰、家族相談、地域貢献に注力してきた病院です。現在は(令和6年度)開設から77周年を迎え、院是である「患者中心・前向き・協調」を守りつつ、時代のニーズに合わせた医療を常に提供しております。「心」の治療には画一的な治療は存在しません。当事者それぞれの背景、家族関係、社会関係など様々な要因が重なり合っています。だからこそ、当事者一人一人の目標も違えば、経過も違います。「患者中心」を体現するため、薬物治療以外にも「癒しの感じられる空間づくり」や「認知行動療法」「自律訓練法」「運動療法」等の非薬物療法も積極的に取り入れ、「共に歩き・共に考える」医療を提供できる病院作りを常に目指しております。

 社会復帰への取り組みでは、院内にも多職種の専門家が共有できるスタッフが重要です。私の理念として、「患者中心」を支えるスタッフは「病院の宝」であると思っております。本法人は職員の仕事に対する「楽しさ」「やりがい」「働きやすさ」を常に意識した環境づくりをしております。医療従事者は医療技術や知識を高めるだけではなく、「楽しさ」や「やりがい」を感じながら仕事に従事する事が大切です。その「温かい気持ち」が精神疾患に苦しんでいる当事者の方々に伝わり、治療意欲にもつながってまいります。これからも院是を守り、積極的に新しい試みにも取り組み「病気を診るのではなく人を見る」を体現できる病院づくりを邁進していく所存です。これからも引き続きご協力、ご理解をいただけますようお願い申し上げます。

理事長 荻野 信

募集職種

Recruit

現在、以下の職種を募集しています

当院の取り組み

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大富士病院では、ワークライフバランスが重要と考え
さまざまな福利厚生制度を設けております。

男女共同参画社会づくり宣言

令和5年12月20日、「男女共同参画社会づくり宣言」(「ワーク・ライフ・バランスで仕事に活気生活にゆとり」)に登録、宣言事業所と認定されました。
「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)で仕事に活気生活にゆとり」を実現するため、男性も女性も個性と能力を十分に発揮し、いきいき活躍できるよう、男女共同参画社会づくりについての取組を宣言しました。私たちの取組を「見える化」して、人材の採用や育成にも役立つことを期待しています。

ふじのくに家庭教育応援企業

令和6年1月20日、「ふじのくに家庭教育応援企業」に登録、認定されました。
家族や家庭を大切にしながら、いきいきと元気に働けるよう、家庭教育を支援する取組を行うことを宣言しました。その取組内容として、「家庭の時間を大切に、理解のある環境作り、積極的な交流に取り組んでいく。」働きやすい環境、魅力のある職場を構築していきましょう。
「家庭の日」ロゴマークとは、家族みんなで話し合い、家族の役割等を見つめ直し、健康で明るい家庭づくりに努める日として、毎月第3日曜日を「家族ふれあいサンデー」、毎月日曜日から始まる1週間を「家族ふれあいウィーク」とし、これらを合わせて「家庭の日」としたものです。この家庭の日を推進するために制定されたものが家庭の日ロゴマークです。家族や地域の人とのふれあいやコミュニケーションを深める機会としましょう。

ふじのくに女性活躍応援会議

令和6年2月10日、「ふじのくに女性活躍応援会議」に参加しました。官民一体となって産業界における女性の活躍を加速化させ、誰もが希望に応じて働き続け活躍できる社会を形成するため、趣旨に賛同する企業・団体・個人等が連携・協働して女性活躍関連事業の企画・運営を行うネットワーク型の組織です。
県のホームページに法人や病院の概況、業務中の風景や概観など、法人イメージのPR写真が掲載されています。

育児休業の取組

当法人は、従来より女性の育児休業に対し積極的に取り組んでまいりました。女性職員に対し、産前産後休暇、育児休業、職場復帰後の育児短時間勤務、院外保育(もこちゃんハウスと契約)利用の助成等々、様々な角度から支援しています。2022年4月より「育児・介護休業法」が改正され、男性の育児休業・育児休暇の取得が注目されています。更に、2022年10月1日より新設された出生時育児休業(産後パパ育休)の申出が円滑に行われるようにするため、事業主は講じなければならない措置が決められています。それに応じ、男性職員育児休業の取得について当事者が安心できるよう、様々なことを考慮しながら育児休業を取得しやすい環境づくりを行っています。これからも職員の仕事と育児の両立に各方面から応援していきます。
現在、男女とも取得率は100%であり、当法人は育児休業促進が円滑に進んでいます。今後も男女問わず、育児休業促進のため環境整備につき下記の取組を行っていきます。

その他、イベントや地域貢献を通じて、職員同士の交流や地域との繋がりを大切にしています

大淵街道おもてなし清掃

毎月第3日曜日に当院の「ふじクリーンパートナー事業」が主催となり、大淵街道沿いのゴミ拾い活動を行っています。当院職員だけでなく、地域の中高生など多くの方にご参加いただいています。
「日本一の山  富士山にふさわしい日本一きれいな街を目指して」
「地域から親しまれ、地域に開かれた病院を目指して」

小さな実践活動を行っています。

ホワイトリボンラン 2024

公益財団法人ジョイセフ主催の「ホワイトリボンラン」に参加し、「走ろう。自分のために。誰かのために。」というスローガンを掲げ、公式Tシャツを着て会場周辺を走りました。
ホワイトリボンランは、3月8日国際女性デーと連動させて、ジョイセフが2016年から発足したチャリティアクションです。ホワイトリボンの支援の輪を広げることを目的としています。

大富士病院ゴルフコンペ

職員同士の交流と健康促進のため、天候の良い時期にゴルフコンペを開催しています。
青空のもと、心身ともにリフレッシュできるイベントです。

富士まつり市民総踊り

富士市の一大イベント「富士まつり」で行われる市民総踊りに、
職員やその家族とともに毎年参加をしています。
これまで「笑顔がすてきだったで賞」や「元気がよかったで賞」など複数の賞を受賞しています。